メルカリ詐欺の手口や実例と対策・予防策

メルカリとは

 

現在、大人気フリマアプリとなっている「メルカリ」ですが、これは株式会社メルカリ(Mercari, Inc.東京都港区本社)という日本の企業がサービスを運営しています。日本とアメリカで提供されており、2013年7月にAndroid版、iPhone版が配信開始されています。

 

1日の出品数は2013年に1万点以上となり、2015年に10万点以上にも増加しています。ニールセン調査では、2014年6月現在のスマホからの利用者数が、、ヤフオク!、楽天オークション、モバオクに次いて4位(ネットオークションとフリーマーケットサービスを合わせたサービス)であり、フリマアプリサービスに限れば1位です。

 

メルカリが人気なのは手軽に利用できるからで、出品登録時に身分証明書も必要ありません。つまりハンドルネームや偽名でも出品できます。「らくらくメルカリ便」サービスを利用すれば、互いの住所がわからなくても発送できます。従って、悪徳業者、問題のある出品者でも利用しやすくなってしまい、トラブルの多さを指摘する声もあがっています。

 

マネーロンダリングなどに使われることも多く、これが社会問題化しています。未成年の場合は保護者の同意を得てから利用できますが、それ以外に年齢に関する制限はありません。そんなことから、未成年者による不適切出品や、盗品売買などのトラブルもあったのです。

 

もちろんメルカリとしてのルールはあります。基本的にメルカリは、不要になったものを安価で販売するフリマですから、定価以上の価格での販売は禁止です。チケット類もルールに関係なく、定価以上での売買は認められていません。キャラクター系のハンドメイド商品の配布や販売も禁止です。いずれにしてもネットでの取引ですから注意が必要なのですが、詐欺の手口や実例を知って、そのと対策、予防策について熟知しておきたいところです。