メルカリ詐欺の手口や実例と対策・予防策

出品に関するトラブル

 

最後は出品に関するトラブルです。

ここで多いのは、購入決定後しばらく待っても入金されないというトラブルでしょう。この場合は取引画面から事務局キャンセルできます。

 

商品が届かないと言われるトラブルもあります。この場合に備えて、発送直前の荷物の写真を撮っておくことをお勧めします。普通郵便での発送の場合は、切手が貼ってある状態で撮影しましょう。郵便局に直接持っていったなら、窓口でもらったレシートも保管しましょう。

 

実際には商品が届いているのに「届いていない」と苦情を言う悪質ユーザーもいます。こうした相手を説き伏せるには、こちらも材料をきちんと用意しておくことが重要なのです。配送方法で安心なのは、追跡機能のある配送方法を選ぶことです。レターパックや宅急便なら、追跡機能付きなので、こうしたトラブルを避けられます。

 

特に高価な商品、精密機器(ゲーム機など)の場合は、緩衝材(ぷちぷち)でしっかり梱包し、追跡機能や補償のある配送方法を選びましょう。開けてみたら壊れていたなど、購入者側が嘘をついている場合もあります。非常に悪質な購入者なので、こちらに非がないことを証明できることがポイントです。

 

普通郵便のトラブルも要注意です。普通郵便(定型・定型外郵便)なら送料が安くなるのはありがたいのですが、郵便局側による非常識な破損や紛失なども実際に起きています。万が一の事故は避けたいですから、貴重なもの、高価なものは補償がある配送方法を必ず選ぶようにしてください。