メルカリ詐欺の手口や実例と対策・予防策

商品が届かないトラブル

 

さて、やはり多いのは購入に関するトラブルでしょう。中でも商品が届かないというトラブルが多いと思います。

 

まずは発送方法を確認しましょう。宅急便やレターパックなどの追跡機能がある配送方法なら、すぐに追跡番号を教えてもらって確認しましょう。定形郵便、定形外郵便といった普通郵便だと、隣接する都道府県からの発送の場合でも到着するまでに7日程かかることもありますが、2週間経っても届かないなら、郵便局に問い合わせしたい旨を出品者に連絡しましょう。どの郵便局からの発送か、出品者の本名、連絡のつく出品者の電話番号などを教えてもらいましょう。

 

問い合わせは出品者に任せないようにしてください。そして、商品が届くまでは受取評価は絶対にしないようにしましょう。「まず先に受取評価をしてください」と言われた場合は要注意です。メルカリでは購入者が受取評価をするまで出品者に売上金は支払わないのです。商品が届いていないのに受取評価をしてしまうと商品が届いていないことをメルカリ運営に申し出ても運営側が対処できません。

 

更には、相手の取引メッセージを無視しないことです。長期間商品が届かない場合は、こちらから商品が届かないということを出品者側に連絡し続ける必要があります。送信回数は常識の範囲内に留めます。詐欺行為を受けているのは自分であっても、暴言や迷惑行為をするとメルカリ運営側から逆に処分されてしまうことがあります。

 

とにかく、相手からの返信がないことを判断材料にして、メルカリ運営は取引を強制終了させることになるので、注意してください。どうしても解決しない場合は消費者センターへ連絡、相談しましょう。